2018年、予選日の天気は薄曇りから曇りの天気
晴れ間は少なく、暑いと感じる時間帯はほぼありませんでした
飛んでいる機体の撮影には、晴れよりも良かったのかもしれません
晴れているほうが色はくっきり出るかもしれないけど、晴れると逆光が強くなって私の腕では撮影が難しいです
2018年の土曜日は、フリープラクティスが2回 (FP2, FP3) と予選
私の撮影スケジュールとしては、FPが2回あるのでFP中は撮影に集中
予選中は応援しつつ、興味深い絵が撮れそうだったらチャレンジしてみる
というスタイルで撮影を行いました
使用した機材は CANON EOS 70D + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM
焦点距離は340mm ~ 400mm を使っています
(一部トリミングあり)
FP1から予選までは、飛ぶ順番が決まっていて、現在のランキングの下位からフライトを行います
それぞれ2枚ずつほど、写真を紹介させてください
フライト1番目はクリスチャン・ボルトン選手
何故かこの機体とは相性が良く、キレイに撮れることが多いです
フライト2番目はニコラス・イワノフ選手
飛んでいるとわかりにくいけど、細かいデザインがかっこいい機体です
フライト3番目はペトル・コプシュタイン選手
エアレース史上、最も凝ったカラーリングではないでしょうか
フライト4番目はピート・マクロード選手
黒くてカメラが置いやすいのか、きれいに撮れることが多い機体の一つです
フライト5番目はフランソワ・ル・ボット選手
緑と黒ではっきりしてそうなんだけど、相性がわるいのかイマイチ美しく撮れませんでした
フライト6番目はフアン・ベラルデ選手
こちらも比較的撮りやすい機体でした
フライト7番目はベン・マーフィー選手
手ブレが目立ちやすい機体です
なかなかきれいに撮れませんでした
フライト8番目はミカエル・ブラジョー選手
この機体はクロムメッキ調なので、パイロンの色が映り込むのが美しい機体
だけど、なかなかうまくいきません
シャッター押したのが一番多い機体でした
フライト9番目はカービー・チャンブリス選手
フライト10番目はマルティン・ソンカ選手
RedBull デザインの機体も、手ブレが目立ちやすい機体
なかなか上手に撮れません
フライト11番目はマティアス・ドルダラー選手
シンプルだから撮るがの難しかったです
背景との兼ね合いで、ファインダーから逃すことも多かったです
フライト12番目は室屋義秀選手
表側(コックピット側)できれいに撮れたものがありませんでした
フライト13番目はマット・ホール選手
色がきれいに出ないのが悔しい
止まった機体でも、色をきれいに出すのはなかなか難しい
最後のフライト14番目はマイケル・グーリアン選手
安定して飛んでいた機体
これも追いかけるのが難しかったです
予選日のベストショットは2枚
まずはミカエル・ブラジョー機に、パイロンの赤と黄色が写り込んだもの
そう!これ!これが撮りたかったんです
この機体が鏡面のように映し出すのがよくわかります
もう一枚のベストショットはこれ
夕方薄曇りの太陽に陰となる機体
被写体はマット・ホール機です
これは、モノクロにしても良いかも
FP2, FP3, 予選を通じて思うのは、上下動が少ない、落ち着いた動きをしている、水平にしている時間が長い、5〜6ゲートの入り方を攻めている選手がタイムも速いということ
あとから放送を見ても思いましたが、予選下位に沈んだ選手は一様に上下動が多い
上下動があると、撮影する方もついていくのが大変
水平方向だけでなくカメラの上下動で追いかけるので、フレームから機体が欠けてたり外れることがしばしば
それに対し予選TOPのマイケル・グーリアン選手は、今回理想的な動きをしていました
撮るこちら側としても、撮影しやすかった一人ですね
あとから写真を見返しておもうのが、まだまだ撮影の腕を上げないといけないな、ということ
とくに被写体をファインダー内、しかもオートフォーカスが効く範囲に留め続けることが、なんと難しいことかを実感しました
引き続き精進して参ります
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