6日目(2018/5/26:予選日)の観戦 フライト編

2018年、予選日の天気は薄曇りから曇りの天気

晴れ間は少なく、暑いと感じる時間帯はほぼありませんでした

飛んでいる機体の撮影には、晴れよりも良かったのかもしれません

晴れているほうが色はくっきり出るかもしれないけど、晴れると逆光が強くなって私の腕では撮影が難しいです

2018年の土曜日は、フリープラクティスが2回 (FP2, FP3) と予選

私の撮影スケジュールとしては、FPが2回あるのでFP中は撮影に集中

予選中は応援しつつ、興味深い絵が撮れそうだったらチャレンジしてみる

というスタイルで撮影を行いました

使用した機材は CANON EOS 70D + Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

焦点距離は340mm ~ 400mm を使っています
(一部トリミングあり)

FP1から予選までは、飛ぶ順番が決まっていて、現在のランキングの下位からフライトを行います

それぞれ2枚ずつほど、写真を紹介させてください

フライト1番目はクリスチャン・ボルトン選手

1/500, F5.7, ISO250, 340mm 1/500, f6.4, ISO250, 340mm

何故かこの機体とは相性が良く、キレイに撮れることが多いです

フライト2番目はニコラス・イワノフ選手

1/500, f8.0, ISO400, 350mm 1/500, f5.7, ISO160, 340mm

飛んでいるとわかりにくいけど、細かいデザインがかっこいい機体です

フライト3番目はペトル・コプシュタイン選手

1/500, f6.4, ISO250, 340mm 1/640, f6.4, ISO400, 340mm

エアレース史上、最も凝ったカラーリングではないでしょうか

フライト4番目はピート・マクロード選手

1/400, f7.0, ISO320, 400mm 1/400, f7.0, ISO320, 400mm

黒くてカメラが置いやすいのか、きれいに撮れることが多い機体の一つです

フライト5番目はフランソワ・ル・ボット選手

1/500, f7.0, ISO400, 350mm 1/500, f5.7, ISO400, 350mm

緑と黒ではっきりしてそうなんだけど、相性がわるいのかイマイチ美しく撮れませんでした

フライト6番目はフアン・ベラルデ選手

1/640, f8, ISO400, 400mm 1/640, f7, ISO400, 400mm

こちらも比較的撮りやすい機体でした

フライト7番目はベン・マーフィー選手

1/640, f5.7, ISO400, 350mm 1/640, f7.0, ISO400, 350mm

手ブレが目立ちやすい機体です

なかなかきれいに撮れませんでした

フライト8番目はミカエル・ブラジョー選手

1/640, f8.0, ISO400, 350mm1/640, f9.1, ISO400, 350mm, トリミング

この機体はクロムメッキ調なので、パイロンの色が映り込むのが美しい機体

だけど、なかなかうまくいきません

シャッター押したのが一番多い機体でした

フライト9番目はカービー・チャンブリス選手

1/500, f9.1, ISO400, 360mm 1/500, f7.0, ISO400, 360mm

フライト10番目はマルティン・ソンカ選手

1/500, f8.0, ISO400, 360mm 1/500, f8.0, ISO400, 360mm

RedBull デザインの機体も、手ブレが目立ちやすい機体

なかなか上手に撮れません

フライト11番目はマティアス・ドルダラー選手

1/500, f9.1, ISO400, 360mm 1/500, f8.0, ISO400, 360mm

シンプルだから撮るがの難しかったです

背景との兼ね合いで、ファインダーから逃すことも多かったです

フライト12番目は室屋義秀選手

1/500, f7.0, ISO400, 360mm 1/500, f7.0, ISO400, 360mm

表側(コックピット側)できれいに撮れたものがありませんでした

フライト13番目はマット・ホール選手

1/500, f7.0, ISO400, 360mm1/500, f6.4, ISO400, 360mm

色がきれいに出ないのが悔しい

止まった機体でも、色をきれいに出すのはなかなか難しい

最後のフライト14番目はマイケル・グーリアン選手

1/500, f8.0, ISO400, 360mm 1/500, f9.1, ISO400, 360mm

安定して飛んでいた機体

これも追いかけるのが難しかったです

予選日のベストショットは2枚

まずはミカエル・ブラジョー機に、パイロンの赤と黄色が写り込んだもの

1/500, f5.7, ISO400, 330mm

そう!これ!これが撮りたかったんです

この機体が鏡面のように映し出すのがよくわかります

もう一枚のベストショットはこれ

1/500, f19.9, ISO400, 250mm

夕方薄曇りの太陽に陰となる機体

被写体はマット・ホール機です

これは、モノクロにしても良いかも

FP2, FP3, 予選を通じて思うのは、上下動が少ない、落ち着いた動きをしている、水平にしている時間が長い、5〜6ゲートの入り方を攻めている選手がタイムも速いということ

あとから放送を見ても思いましたが、予選下位に沈んだ選手は一様に上下動が多い

上下動があると、撮影する方もついていくのが大変

水平方向だけでなくカメラの上下動で追いかけるので、フレームから機体が欠けてたり外れることがしばしば

それに対し予選TOPのマイケル・グーリアン選手は、今回理想的な動きをしていました

撮るこちら側としても、撮影しやすかった一人ですね

あとから写真を見返しておもうのが、まだまだ撮影の腕を上げないといけないな、ということ

とくに被写体をファインダー内、しかもオートフォーカスが効く範囲に留め続けることが、なんと難しいことかを実感しました

引き続き精進して参ります

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