2018年第4戦 ブダペスト 結果&感想

2018年 Redbull Airrace 第4戦 ブダペストを見ての感想です

ネタバレを含むので、まだ知りたくない人はご注意を

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予選

ランキングが低い順にスタートするのはいつのもこと
風が強くバンピーな中での予選となりました

まずは比較的早い順番のペトル・コプシュタイン選手が好タイムでトップをキープ

そして、なんとマティアス・ドルダラー選手が体調不良のため、このレースを棄権
予選だけでなく、決勝も棄権です
よっぽど体調が良くないのでしょう
心配です

もう一つの波乱はマイケル・グーリアン選手
予選の1本目で Over G を犯し、予選はノータイムで13位に沈みます
フリープラクティスのタイムが良かっただけに、戦いはどうなっていくのか

予選トップを取ったのはマルティン・ソンカ選手
マティアス・ドルダラー選手が棄権のため、フライトして OverG などで DNF にならなければ勝ち上がり
もし DNF になるとセカンドルーザーが勝ち上がるそうです

Round14

クリスチャン・ボルトン選手が良いタイムを出してプレッシャーになったのか、ピート・マクロード選手が Over 12G でノックアウト

フランソワ・ル・ボット選手も良いタイムだったけど、マット・ホール選手がトラックレコードを出して対抗
フランソワ・ル・ボット選手は Firstest Looser を狙います

フアン・ベラルデ選手は Over 12G で万事休す
対するミカエル・ブラジョー選手は超安全に飛んで、「リラックスしすぎるな」と解説のポール・ボノムさんに言われるほど

カービー・チャンブリス選手はネットタイムだけなら1.5秒ぐらい速かったのに、10G超えが0.6秒以上だったので、2秒のペナルティでアウト
ベン・マーフィーは新人で2回目の Round of 8 進出です

室屋義秀選手が2戦連続のOver 12Gでアウト!!

これでフランソワ・ル・ボット選手が Firstest looser で Round of 8 進出が決定

マルティン・ソンカ選手は安全に飛んで順調に勝ち上がり

クリスチャン・ボルトン◯ v.s. ピート・マクロード
フランソワ・ル・ボット v.s. マット・ホール◯
フアン・ベラルデ v.s.  ミカエル・ブラジョー◯
ニコラス・イワノフ◯ v.s.  ペトル・コプシュタイン
ベン・マーフィー◯ v.s. カービー・チャンブリス
マイケル・グーリアン◯  v.s. 室屋義秀
マティアス・ドルダラー v.s. マルティン・ソンカ◯

Round8

ミカエル・ブラジョー選手がスピードを見せつけ、クリスチャン・ボルトン選手を撃破
初の Round4 進出です

ベン・マーフィー選手は2回も同じペナルティしちゃだめでしょ
同じゲートでクライミングゲート2回
焦ったのかな?これじゃ勝てないですね

ニコラス・イワノフ選手の機体は元々本調子じゃないのか、スピード不足が目立ちます
これだとなかなか上位は難しい
そういう意味ではマット・ホール選手は余裕のフライトでしたね

ミカエル・ブラジョー◯ v.s. クリスチャン・ボルトン
マルティン・ソンカ◯ v.s. フランソワ・ル・ボット
ベン・マーフィー  v.s. マイケル・グーリアン◯
ニコラス・イワノフ  v.s. マット・ホール◯

Final4

一人目は初 Round4 のミカエル・ブラジョー選手
安全に飛んでいるかと思いきや、落ち着いて攻めていたようで、57.849 を出したのはさすが
これは後の選手にプレッシャーになったのではないかな

二人目はマルティン・ソンカ選手
ミカエル・ブラジョー選手に比べバーティカルターンが速いフライト
直線はミカエル・ブラジョー選手のほうが速かった
タイムは57.502でミカエル・ブラジョー選手より上位につける

三人目はマイケル・グーリアン選手
スタート直後にパイロンヒット、その後も2回もペナルティを出すなど、どうしようもないフライト
直前のインタビューが入れ込み過ぎている様子だったのが気になったけど、それが悪い方に傾いちゃったんですね

この時点でミカエル・ブラジョー選手が初表彰台!

四人目はマット・ホール選手
少しずつ、少しずつ、タイムが遅れていき、マルティン・ソンカ選手より0.7秒もの差がついてしまいました
やっぱり3連勝へのプレッシャーでしょうか
マイケル・グーリアン選手よりは速いタイムで3位に入賞

最終順位

1位  マルティン・ソンカ選手
2位  ミカエル・ブラジョー選手
3位  マット・ホール選手
4位  マイケル・グーリアン選手

マルティン・ソンカ選手そしてミカエル・ブラジョー選手おめでとうございます

さて、これでポイントランキングはこうなります

1位  マット・ホール  45
2位  マイケル・グーリアン  43
3位  マルティン・ソンカ  34
4位  ミカエル・ブラジョー  27
5位  室屋義秀  19
6位  マティアス・ドルダラー  15
7位  フランソワ・ル・ボット  15
8位  ピート・マクロード  11
9位  カービー・チャンブリス  10
10位  フアン・ベラルデ  9
11位  ベン・マーフィー  9
12位  ペトル・コプシュタイン  8
13位  クリスチャン・ボルトン  6
14位  ニコラス・イワノフ  5

なんとミカエル・ブラジョー選手がランキング4位に

トップはマット・ホール選手のまま

3位のマルティン・ソンカ選手が近づいてきましたね

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