AIRRACE X 開催概要

AIRRACE X の開催概要が発表されました
https://www.airracex.com/JP/news/revival.html

大会

まずは開催される大会について

2023 年は 10 月 15 日に行われる SHIBUYA (渋谷) 大会(デジタルラウンド)のみ

2024 年は、デジタルラウンドが 4 戦

2025 年には、デジタルラウンドの 4 戦 + GRAND CHAMPIONSHIP (リアルラウンド)

以降は World Championship として開催する予定

となっています

2024 年と 2025 年は、概要説明動画では “4 戦〜” と表記されているので、もしかすると増えるかも

参加選手

あらかじめ発表があった発起人の 3 人、室屋義秀選手、マット・ホール選手、ピート・マクロード選手に加え、5 人の追加メンバーがいるもよう

以前発表されていた World Championship Air Race の AeroGP1 のシルエットと、今回のを比べてもあまり共通性は無いですねぇ(そりゃそうだ)

おそらく新たに写真を撮りなおして、シルエット作っているんでしょう

今回発表された5人のうち、2人は髪が跳ねているようなシルエットだけど、AeroGP1 では帽子選手が多かったですからね
シルエット見る限り、メラニー・アストル選手は居なさそうだな・・・

観戦方法

まずは予選

予選をリアルタイムに見ることは難しそうですね

もちろん選手がフライトを行うそれぞれの場所に行けば見ることができるのでしょうが、予選のフライトを公開するかどうかは選手次第

リアルタイムで見ることはかないませんが、10 月 15 日に 45 分番組が放送される模様
これは TV なのかインターネットなのかはまだわかりません
この 45 分番組には、予選のハイライト、選手インタビュー、決勝の様子が含まれています

続いて決勝

こちらは渋谷で観覧席が設けられるようで、観覧席から AR によってフライトを見られる模様です
これには、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」のアプリケーションをインストールしたXRデバイスやスマートフォン必要
STYLY により渋谷の街中をレース機が飛ぶ様子を現実のように見られる、というコンセプトのようです

ただ、45分番組と STYLY の関係とか、提供順番とか、この辺は発表になってないのでなんとも言えません

決勝はたったの 4 heats (4戦) しか無い、そのタイミングで飛ぶわけではなくデータ上での戦い、ということを考えると 1 heat 5 〜 10 分程度の時間しか費やさないと思われます
個人的予想だと、2機同時に飛ばすなら 5 分程度、それぞれ飛ばすなら 10 分ぐらいかな、と考えています
となると、4 heats でも 20 〜 40 分程度のイベントになるかと

わざわざ観に来てくれる人に対し事前に 45 分番組で結果を知らせることは無いだろうから、渋谷でのイベント終了後に番組放送かもしれません
それか 45 分番組の中で、イベントと同時進行なのかもしれません

自宅で 45 分番組以外の観戦方法が無いのか、も気になっているところです

レースコース

AIR RACE X 大会本部が作成する共通のコースレイアウトをもとに、同じ位置と間隔で配置されたトラックマーカーの合間を実際に飛び、最新のセンシング技術により計測。

https://www.airracex.com/JP/news/revival.html

と概要としては記述されます

今回の渋谷大会では、渋谷の街中を飛び回るルート(コースレイアウト)が設定されることから始まるのでしょう

このコースレイアウトをもとに、室屋義秀選手であればおそらく福島にトラックマーカーを配置
トラックマーカーの合間をフライトすることになるのだと思います

疑問としては、高低差はどうするのか?地面からの高さの計測方法、パイロンヒットの計測方法などが挙げられます

が、一番の疑問はフライトエリア

直線的なコース(例:千葉)が設定されれば、距離が必要だけど、飛行場で足りる?
円形的なコース(例:クロアチア ロビニ) であれば、かなりの面積が必要
スラローム的なコース(例:ポルトガル ポルト・ドウロ川) であれば、幅も距離も必要

など、陸地だとトラックマーカーを置く場所に悩まされそうですし、海では高低差を付けられるのかなど問題がありそう

今後どう運営していくか、楽しみな項目でもあります

予選

6日間の間で行われる予選

1対1の総当り方式、8 選手だと 28 戦行われるわけです
対戦による勝点方式 (勝利 3 点、引き分け 1 点、負け 0 点) で、上位 4 人が決勝に進みます

私なりの考察は別途記事にします

決勝

選手は、予選期間中にセミファイナル用/ファイナル用のタイムアタックを行っておきます
このデータは大会側で非公開しておきます

決勝日にレース中継番組を世界一斉配信し、結果が判明します

私なりの考察は別途記事にします

AR -拡張現実-

デジタルラウンドの大会は、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を通して観戦するスタイル

少し「STYLY」を触ってみたので、こちらも別途記事にします

その他

AIRRACE X の Project Leader は Desmond Barry という方

検索すると LEXUS PATHFINDER AIR RACING の チームマネジャー という立場の方です
https://lexus-pathfinder-airracing.com/teamcrews/

チームのマネージャーとしてチーム・オペレーションの全体を指揮。

自らもパイロットであり、その経験から、チーム・オペレーションだけではなく、 室屋のコンディション管理や競技運営との調整など、その役割は幅広い。

経歴とかは見つけられていません

誰か見つけたら教えて〜