AIRRACEX 2024 Round2 結果

Final から数日たってしまいましたが、AIRRACEX 2024 Round2 結果について、思ったことを書き連ねます

リモートラウンドで行われた Final の様子はこちら

【日本語放送/Japanese broadcast】 AIR RACE X 2024｜Race 2 Final Tournament

結果

1位	室屋義秀選手
2位	パトリック・デビッドソン選手
3位	マット・ホール選手
4位	エマ・マクドナルド選手
5位	マルティン・ソンカ選手
6位	ミカ・ブラジョー選手
7位	ペトル・コプシュタイン選手
8位	フアン・ベラルデ選手

今回は室屋義秀選手の圧勝でしたね

決勝では全選手で最速タイムを叩き出し、この決勝にタイムを合わせてきたのがよくわかります
一番練習して、一番開発をしているんじゃないでしょうか

決勝ではパトリック・デビッドソン選手も十分速かった！

予選まで通しても個人最速タイムを出しながらも残念ながら負けてしまいました
一気に今後の注目選手に加わりましたね

マット・ホール選手はあいかわらずの安定度

予選から決勝ラウンドを通してほぼタイムが変わりません
室屋義秀選手のほうがバラつきがあるほど
この安定性は RedBull AIRRACE 時代から変わらないので、操縦テクニックが素晴らしいのでしょう

エマ・マクドナルド選手は準決勝で室屋義秀選手に敗退

準決勝のフライトをチェックすると、大回りでスピードを落とさず旋回しようとしているのが見てとれます
もったいなかったのは 2 個目のターン
ここで 2.345 秒遅れた分を一時 0.5 秒ぐらいまで取り戻したんですけどね、最後まで取り戻しきれなかった
2 個目はエマ・マクドナルド選手はバーティカル、室屋義秀選手は水平に近いターンでしたので、バーティカルで失速したかな？

マルティン・ソンカ選手は AIRRACE X になってから、精彩を欠いていますね

予選決勝ともにタイムも出ていません
改めて 1 回戦室屋義秀選手との対戦を観ていると、ターンに入る動き出しが遅いように見えます
パイロンを超えたあとの動きが、室屋義秀選手と比べると遅い
マーカーパイロンの感覚が掴めてないのかなぁ？？
決して遅い選手ではないのですけどね

今回の放送ではチームメンバーがたくさん映ってたのがハイライトになってしまいました

ミカ・ブラジョー選手も AIRRACE X になってから、パッとしませんねぇ

パトリック・デビッドソン選手との 1 回戦
バーティカルが必須でないターンもバーティカルで旋回して、ことごとくタイムが遅れています
加えてパイロン超えてからターンの入りも若干遅れている傾向があるように見受けられます
ミカ・ブラジョー選手もマーカーパイロンの感覚が掴めてないのですかね？

ペトル・コプシュタイン選手は 1 回戦とても惜しかった

エマ・マクドナルド選手との 1 回戦
かなり接戦でしたが、第 8 ゲートでのターン 1 つで差がついてしましまた
他の負けた選手同様、ここのターンの入りが遅いように見受けられます
マーカーパイロンって難しいんですね

ペトル・コプシュタイン選手は同じ国のマルティン・ソンカ選手と別の場所で飛んでいるみたいですね
一緒に飛んでみるのもよいのじゃないかな？

最後はフアン・ベラルデ選手

現地の気温が高く大きなハンディキャップをもらった状態での 1 回戦でしたが、いかんせんペナルティ 5 秒は大きすぎ
対戦相手のマット・ホール選手もペナルティでしたので、ペナルティの無いラップなら勝っていたんですよ
レースの世界にタラレバはありませんが、やはりノーペナルティが重要です

対戦をあらためてみても、ターンごとにジリジリ引き離されている感じです
タイミングが遅いのか、ターンのコース取りが悪いのか、もうちょっと戦略が必要かな

今回の放送というか XR 映像は今までと比べて観やすかったと思いません？