2018第8戦 フォートワース 結果&感想

2018年 Redbull Airrace 第8戦 フォートワースを見ての感想です

予選

FPで調子のよかったクリスチャン・ボルトン選手が、いきなり好タイムを出す
今回からウィングチップをつけて、調子が上がってきたよう

続いて今年2018年はまるっきり振るわなかった、マティアス・ドルダラー選手が驚異的なタイムでトップに立つ

ものすごくアグレッシブなコースを狙ったフランソワ・ル・ボット選手、好タイムをたたき出し、その時点で2位につける
おそらく彼史上最高の3位で予選を通過

予選中珍しかったのが、ベン・マーフィー選手
予選2回目、ゴールゲートを1週目でカットし、最後のゴールでコースミスをやらかしDNFに
FP3でもパイロンカット3回&ゴールコースミスという珍しい記録をやらかしているんだけどね

マイケル・グーリアン選手は、FPから調子が悪くタイムが出ていない
予選でも同様にあまり好タイムにならず

結果的にマティアス・ドルダラー選手がTOPタイム
ランキング上位でさえ、破ることができませんでした

Round of 14

前日までとはすっかり天気が変わり、曇天の低温で始まった Round of 14
風向きも前日までとはまるっきり逆で、しかも強く、パイロンが揺れる中でのスタート

Heat.1

先に飛ぶピート・マクロード選手
1周目の最後ゴールパイロンにヒットしてしまい万事休す

後に飛ぶマット・ホール選手
安全に飛べば余裕で勝てるので、非常に安全なコースを取ったフライト
安定の勝ち上がりです

Heat.2

先に飛ぶミカエル・ブラジョー選手
少しだけ安全なコースを飛んだように見えたけど、まぁまぁ良いタイムでフィニッシュ
カービー・チャンブリスの結果待ちに

後に飛ぶカービー・チャンブリス選手
地元でどうしても勝ちたいカービー・チャンブリス選手
しかーし0.1秒差で惜敗
ファーステストルーザーでの勝ち上がりを待つ状態に

Heat.3

先に飛ぶマイケル・グーリアン選手
ペナルティを怖がったのか、安全なラインを通ってのフライト
タイムもごく平凡で、この時点では負けると思ってました
エンジンの調子が悪かったらしいけど、この週末通して悪かったよね

後に飛ぶクリスチャン・ボルトン選手
最初からリズムが狂ったそうなクリスチャン・ボルトン選手
3つもペナルティをもらっては勝てるわけがありません
普通に飛んでペナルティなしなら勝てるタイムだったのに、もったいない

Heat.4

先に飛ぶベン・マーフィー選手
昨日までわちゃわちゃだったフライトが、今日は一転安定したフライト
タイムは平凡でしたが、これがよかったのかも

後に飛ぶフランソワ・ル・ボット選手
普通に戦えば勝てるスピードを持っていたのに、パイロンヒットしては元も子もない

Heat.5

先に飛ぶペトル・コプシュタイン選手
風に流されたのか、狙いすぎか、ゴールパイロンをヒットしてしまう
これではあまり期待できないですよね

後に飛ぶ室屋義秀選手
解説のポール・ボノム選手も言っていたけど、スーパー&スーパー安全なコースを取り、ミスをしないようにするフライト
何も問題なく勝ち上がり

Heat.6

先に飛ぶニコラ・イワノフ選手
気合が入りすぎか、スピードオーバーのペナルティ
それ以外は無難なフライト

後に飛ぶマルティン・ソンカ選手
安定に飛んでいるかと思いきや、そこまでのベストタイムを出す余裕?
パーフェクトなフライトで余裕の勝利でした

Heat.7

先に飛ぶファン・ベラルデ選手
あまり書くことがない安定したフライト
しかしタイムはそれほど良いわけでも、悪いわけでもない
極々平凡なフライトですた

後に飛ぶマティアス・ドルダラー選手
トップタイムあるんだから、落ち着いて飛べばいいのに、バーティカルの直後にToo Low取られてしまう痛恨のミス
そこでリズムが崩れたのか、パイロンカットも引き起こし万事休す

ピート・マクロード v.s. マット・ホール○
カエル・ブラジョー○ v.s. カービー・チャンブリス
マイケル・グーリアン○ v.s. クリスチャン・ボルトン
ベン・マーフィー○ v.s. フランソワ・ル・ボット
ペトル・コプシュタイン v.s. 室屋義秀○
ニコラ・イワノフ v.s. マルティン・ソンカ○
ファン・ベラルデ○ v.s. マティアス・ドルダラー

Round of 8

Heat.8

先に飛ぶ室屋義秀選手
安定したフライトを目指した様子
これまで(この日)のTrackレコードで納得のいくフライトができたよう、タイムを聞いて喜んでましたね

後に飛ぶカービー・チャンブリス選手
今回のカービー・チャンブリス選手は上下動が少なく安定してましたね
それがそのまま速さにつながっていたと思います
そのおかげでFinal 4進出

Heat.9

先に飛ぶベン・マーフィー選手
この風の中安定したフライト
Gate7がアグレッシブな分、タイムにつながっている模様

後に飛ぶミカエル・ブラジョー選手
最初のスプリットから徐々に遅れ、多少巻き返しましたが、追い付くまでにいたらず
少々フライトが荒かったかな

Heat.10

先に飛ぶマット・ホール選手
インコレクトレベルぎりぎりでタイムを削り、納得のタイムをたたき出す
とはいえ、カービー・チャンブリス選手とベン・マーフィー選手の間なので、そんなに良いタイムではないと思うのだけどな

後に飛ぶファン・ベラルデ選手
今回多くがインコレクトレベルするGate 7でミス
それがなくても追いつくタイムではなかったけど、相手が悪かったかな

Heat.11

今年のチャンピオンを占う重要なHeatとなったHeat11

先に飛ぶマイケル・グーリアン選手
エンジンの問題を克服できたのかが課題でしたが、インコレクトレベルを出してはダメ
ペナルティがなかったとしても55秒台は遅すぎ
エンジン直らなかったのでしょう

後に飛ぶマルティン・ソンカ選手
バーティカルターンで11.6Gと、そこまでぎりぎりまで攻めなくても良いだろというほど攻め、余裕の勝利
とはいえ、一発アウトの危険があるフライトをここでやれるのは、相当落ち着いている証拠なんだと思います

Final4

1人目、カービー・チャンブリス選手
Round8のタイムが出せれば勝てそうな所だが、、、
ところが一気に2.5秒も遅くなってしまう
飛んでいるときにもスピードが足りない感じがしたけど、エンジンパワーを上手に出せなかったのか?

2人目、ベン・マーフィー選手
今季2度目のFinal 4
バーティカルターンで2回ともストールしたような変な動きをしてました
カービー・チャンブリス選手に先行してても、これではタイムを失い、最終的には遅れてしまう
2回ともとは何があったんでしょうね

3人目、マット・ホール選手
ポール・ボノムさん曰く教科書のようなフライトで、53秒1はマット・ホール選手自身の本日最速タイム
本人納得のタイムのようでした

4人目、マルティン・ソンカ選手
なんとここで52秒台という最速タイムを出せるなんて!
素晴らしい教科書のようなフライト!
バーティカルターンも11.7Gを記録し、Round8よりもぎりぎりのフライト
マット・ホール選手も11.6Gとぎりぎりだったのに、それを上回ったマルティン・ソンカ選手が優勝&年間チャンピオン!

順位はこうなります
1位 マルティン・ソンカ選手
2位 マット・ホール選手
3位 カービー・チャンブリス選手
4位 ベン・マーフィー選手

さて、これで2018年の最終ポイントランキングはこうなります

1位  マルティン・ソンカ  80
2位  マット・ホール  75
3位  マイケル・グーリアン  73
4位  ミカエル・ブラジョー  41
5位  室屋義秀  40
6位  カービー・チャンブリス  34
7位  ベン・マーフィー  29
8位  ピート・マクロード  27
9位  ファン・ベラルデ  24
10位  ニコラ・イワノフ  22
11位  フランソワ・ル・ボット  22
12位  マティアス・ドルダラー  17
13位  ペトル・コプシュタイン  16
14位  クリスチャン・ボルトン  12

昨年2017年は4人での争いでしたが、実質の戦いは2人

それに対し、今年2018年は3人での争いが激しかった

やはり鍵となったのはRound of 8のマイケル・グーリアン選手とマルティン・ソンカ選手の直接対決かもしれません

ここで勝ったマルティン・ソンカ選手が、そのままの勢いで優勝&チャンピオンに輝いたのだと思います

マイケル・グーリアン選手は、フォートワース大会を通じてエンジンの調子が悪かったのが残念です
FPの時からずっと調子悪そうでしたから

マット・ホール選手はこれでシルバータイトル3つ目
最初の2回は対ポール・ボノム選手
機体を変えて、確実に成長し強くなっての2位は、価値が少し違うのだと思います
来年は周りからみて、相当怖い存在だと思います

2018年チャンピオン マルティン・ソンカ選手、本当におめでとうございます!

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